16日(木)、スペインのラジオ局‘Radio Marca’が、2006年のバロンドール賞にレアル・マドリー所属のイタリア代表DFファビオ・カンナバーロ(33)が決まったと伝えた。フランスのサッカー専門誌‘フランス・フットボール’は、今年度のバロンドール賞にワールドカップドイツ大会で優勝を果たしたイタリア代表のキャプテン、カンナバーロを選んだ。11月27日に公式発表が行われるが、カンナバーロの日常をレポートするために‘フランス・フットボール’の記者がすでにマドリー入りしている。
カンナバーロは、1993年に受賞したロベルト・バッジョ以来13年ぶりにイタリアに‘バロンドール賞’をもたらすことになる。また、レアル・マドリーでは、ディ・ステファノ、コパ、フィーゴ、ロナウドに続いて5人目の受賞となる(オーウェンとジダンは受賞時、それぞれリバプールとユベントスに所属)。
また、ユベントス、そしてイタリア代表GKであるジャンルイジ・ブッフォン、ワールドカップ、そしてチャンピオンズリーグの2大会で決勝進出を果たしたアーセナルのティエリ・アンリのどちらかが第2位となるようだ。
今夏、ユベントスからレアル・マドリーに移籍したカンナバーロは、移籍後初めてチームに偉大なる喜びをもたらすこととなった。カンナバーロはこの嬉しいニュースに、「感動的で、すばらしい出来事だ。これまで偉大な選手達が獲得してきたこの賞を受賞することを夢に描いていた」と喜びのコメントを残している。
カンナバーロですかー。確かにW杯ではすごかったですねー。おめでとう~!!
でもブッフォンがちょっとかわいそうですね。。デシャン監督も言ってましたけど、当確報道されてた分、失望も大きいですよねー。。
ちなみにヴェンゲルは「本当にカンナバーロが受賞するなら、おめでとうと言いたいね。ただ、私に言わせれば、今シーズンのバロンドールはティエリ・アンリ以外あり得ない。ティエリは評価されて当然だし、私は本当に残念だ。彼はイングランドで得点王になり、MVPにも選ばれた。また、ヨーロッパ全体の得点ランキングでも、ルカ・トニ(フィオレンティーナ)に続く2位だった。ワールドカップとチャンピオンズ・リーグでは、決勝に進出している。どちらも準優勝だったが、一方はPK戦で敗れ、もう一方は10人で戦い、残り数分の失点で苦杯をなめた。(イタリア代表の)PK戦の勝利が、それほど大きな差になっていいのだろうか」
「過去のバロンドール受賞者の中には、ティエリと比べれば、そのキャリアが霞んでしまう選手が何人もいる」
だそーです。。